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環境問題

割り箸と二酸化炭素

 昨日の続きで、メールマガジンに書いた分からの転載です。

 「原木換算で約14,000本」の割り箸は、もし割り箸にならなかったらどうなるのでしょうか?

 木はすでにあるわけですから、割り箸に使われなかったら、他のものに使われたり、そのまま朽ち果てたりするわけです。要するにいずれは二酸化炭素を放出します。そしてその放出量は計算しても意味がない、「カーボンニュートラル」であると先程説明しました。

 「原木換算で約14,000本」削減というのが本当であっても、「6,345トンのCO2削減」というのはまっ赤なウソというわけです。


リターナブル箸との比較

 経費の問題で言えば「割り箸にかかる経費>リターナブル箸にかかる経費」なのでしょう。

 リターナブル箸は単価は高く、洗浄機などを必要としますが、それでも一回で使い捨ての割り箸よりも全体としては安くなるのです。

 だから割り箸からリターナブル箸への変更は経済的には妥当な判断であると私も思います。

 また、「木材の使用量を減らして環境保護に配慮した」という説明なら、私はそうは考えませんが、そういう考え方もあるとは思います。

 二酸化炭素の問題に関してはどうでしょうか?

 「カーボンニュートラル」の考え方を知っていれば、比較すべきは以下の項目です。

割り箸

・製造に使うエネルギー(に使う化石燃料 以下同じ)
・運送に使うエネルギー

リターナブル箸

・原料に使う化石燃料
・製造に使うエネルギー
・運送に使うエネルギー
・洗浄に使うエネルギー

 一目瞭然ですね。つまり、「二酸化炭素の排出量削減」というのが目的であるのなら、絶対に割り箸を使うべきなのです。

 また「リターナブル箸」という名称から、永久に使えるように誤解しがちですが、洗浄の頻度から考えると、寿命は意外と短く、かなりの追加生産が発生すると思います。

 吉野家で割り箸を撤去したことにより、日本の二酸化炭素排出量が増加したことは間違いありません。(別にどうでもよいのですが)

 「経済的に妥当な行為」を「環境問題」にすり替えるために、こうしたウソをついているわけですが、ここで最初に書いた、意図してウソをついているのか、無知なために本当にそう思っているのか、理解に苦しむという問題にいきあたります。

 だれか吉野家に聞いてくれないでしょうか?

2009年11月15日 | 環境問題 | why


コメント

不思議なことに、建材では、樹脂の材料を木材にすることが環境に良いと言われたりします。

もちろん、割りばしは使い捨てなので使用量が増えるというのが問題視されているのでしょうから、建材とは同列には語れませんけど。ただ、使用量が多くても、その分植林して森林が維持できていれば問題ないわけですね。木材を使えば、それだけ森林が減少するという思い込みにつけこんだウソですね。

2009年11月15日 22:02 zorori

森林の維持に必要な間伐による間伐材を使ったものでさえ
森林破壊という馬鹿がいるくらいですから。
環境問題という錦の御旗の下で、いかに多くの企業・個人が
甘い汁を吸っていることか。

レーダーを張って、ウソをウソと見抜けるようにしなければ。

2009年11月25日 19:49 フベ

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