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ペシャワール会とタリバン

 アフガニスタンでペシャワール会の人がタリバンに拉致されたというニュースがありました。



伊藤さん拉致、タリバンか

【ペシャワル(パキスタン)26日時事】アフガニスタン東部で26日、非政府組織(NGO)「ペシャワール会」スタッフの伊藤和也さん(31)が拉致された事件で、アフガンの反政府武装勢力タリバンのスポークスマンを務めるムジャヒード氏は同日、タリバンのグループが伊藤さんとみられる人物と、アフガン人の運転手1人を拘束したと言明した。


 何年か前、ペシャワール会代表の中村哲氏が花巻市からイーハトーブ賞を受けています。そのときも書いたのですが、ペシャワール会の活動には敬服しますが、タリバンを持ち上げるのはいかがなものか?という疑問を持っていました。

 中村氏によると、悪者は米軍で、タリバンはまっとうな政権だったというのです。

 どういう理由で氏がタリバンに肩入れするのか全く理解できないのですが、単なる反権力感情ではないかという気がします。ヤクザでも警察と戦っているのを見ると味方したくなる人はいるものです。

 タリバンの政策についても、女性へのチャドルの強制を、「民族文化」だというのを聞いて、死を持って強制する民族文化があるものか、と思いました。

 私はヤクザと警察が戦っていたら、警察を応援します。また、世界中の人が自由に生きることができるように願っています。

 どうもそうは思わないらしいペシャワール会の人たちが、とうとう肩入れしていたタリバンに襲われたわけです。この先、いったいどうするのか、注目しています。

 もういい加減、テロリストに共感を示すのはやめてもらいたいものです。

2008年08月27日 | ニュース | why


コメント

いつも楽しく読ませて頂いてました。今日コメントするのは、テロリストに共感、という表現に語弊があると思ったからです。先生は、タリバンの肩をもっているわけではなく、あくまでも「地元の人の利益」を考えているのです。ここのブログは影響力が大変強く、物事の捉え方がしっかりしているのでなおさらちゃんと見てほしいと思いました。

タリバンというのをそのまま悪ととらえるのではなく、「地元勢力」くらいに考えてみると、大国の民主主義の押しつけをやった米軍が大変うっとうしい物に見えてくるのではないかと思います。どっちも悪いけど、米軍よりはましってところが、かつて台湾に駐留していた日本軍と中国国民党を思い出させます。
タリバン政権はものすごい厳しかったようですが、アヘン栽培、売春なども厳しく禁じていたということでした。今は一党支配が終わり、治安が悪化し、外貨の流入で貧富の差が激しくなって、外国人相手の売春がおこなわれたり、アヘンが武装組織の資金源になっています。

ブルカ(チャドルとはちょっと違います)は、カルザイ政権になった今でも、着用する人がいるのをご覧になりませんでしたか?田舎の女性は、あれがないと外を恥ずかしくて歩けないのです。着用を拒んで殺された人はかわいそうですが、カブールのような都会で先進的な教育を受けた方達なのだとおもいます。
国土の大半が山岳地帯で、それぞれの部族ごとに、イスラムの戒律に従って生きている、いわば戦国時代みたいな国の人たちに、こちらの理論を押し付けるのは無理というものです。イスラムの戒律がすべて、というのも一見不幸にはみえますが、そういう土壌なのでしかたないのではないかと思います。

2008年08月28日 17:03 パラケルスス

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